Collective Performance with CCE
18年ソフテイルのカスタムは今なおヨーロッパの方が進んでる印象。18年ソフテイルのリリース当初より精力的に対応ラインナップを増やしていったドイツの「Rick's Motorcycles / リックスモーターサイクルス」。今回はそんなリックスが製作した2018年ブレイクアウト、「Collective Performance / コレクティブパフォーマンス」に焦点を当てていきます。
Collective Performance with CCE
ヨーロッパ大手パーツディストリビューターである「CCE / カスタムクロームヨーロッパ」がリックスに製作を依頼したカスタム車両デス。なのでリックス製パーツのみならず、CCEでラインナップしている豊富なカスタムパーツから厳選されたカスタムパーツによってビルドされています。
Collective Performance with CCE
まずは足回りからご紹介。リックスが手掛けるビレットホイールは高品質。個人的にはスリーピースホイールのビス止めデザインはクラシカルな雰囲気もありかなり好み。ですがこのプロジェクトではパフォーマンスマシン製ホイールがチョイスされました。フロントは23×3.5、リアは18×8.5がインストールされています。ホイールデザインはレベルのプラチナムカットかと思います。ブラックアルマイトとポリッシュ加工されたアルミ地のコントラストが印象的。リックス製フェンダー類とのマッチングも問題なし。
Collective Performance with CCE
今回の車両にも使用されているリックス製リアフェンダーにはシートベースが付属。さらにガスタンクとシートの間に出来てしまう気になる隙間を埋めることができる専用カバーが付属する点も秀逸。
Collective Performance with CCE
フットコントロールもリックス製。足の長いライダー用に2"ロングバージョンもラインナップしています。フットペグに組み込まれたリング状のラバーがステップ踏み外しのリスクを軽減します。ブラックのフットコントロールが車両の雰囲気にベストマッチ。
Collective Performance with CCE
車両の印象を決定付けるパーツの一つがヘッドライト。特徴的なヘッドライトが装備されている2018年ブレイクアウトに対応したヘッドライトキャップもリックス製。カスタムルックな顔面を構築します。
Collective Performance with CCE
芸術性の豊かな国として知られているイタリア。リックス製ハンドルバーの先端にはそんなイタリア生まれのレブフィニ製ハンドコントロールが採用されています。ハーレー最新のCan-busモデルに対応したハンドコントロールで手元のスイッチはインジケーターの役割も果たします。
Collective Performance with CCE
リックスがリリースするエアクリーナーもミルウォーキーエイト対応ラインナップが追加されています。このプロジェクトではその中からSpokeがチョイスされています。
Collective Performance with CCE
今年からCCEのカタログにも追加されたジキル&ハイドのエキゾーストをインストール。日本でも需要が増えつつあるユーロ規格に適合した可変マフラーです。
バイクビルド自体はリックスがおこないましたが「ボルトオン&ライド」をテーマに掲げディストリビューター目線で高品質パーツをチョイスしたCCE。現代カスタムの好例ではないでしょうか。
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