久しくHD用パーツ事業からは距離を置いていたローランドサンズデザイン。人気に陰りを見せない同社の新作とあらば、多くのハーレー乗りが気になることでしょう。
ということで、今回はローランドが新しくリリースした「Sector Collection」をピックアップします。
https://rolandsands.com/sector-pullback-riser-system/
ライザーとゲージマウントからなるSector Collection。最大の特徴は、ライザーをモジュラー構造にすることで実現させた48通りのバリエーションを実現させた点。
バイクの乗り心地や操作性を向上させる為には、ハンドルのポジションは外せない要素。なので、このバリエーションの豊かさは有り難いです。
デザイン、設計、生産、パーツ作りに関する全てのことは、カリフォルニアのロングビーチでおこなわれています。
Sector Pullback Riser System
https://rolandsands.com/sector-pullback-riser-system/
ハンドルバーのクランプ部分が手前に位置するプルバックタイプのライザーです。材質は6061 アルミニウム。高さのレンジは、3"~12"が用意されています。
仕上がりは、ブラックアノとニッケルの2種類。ニッケル仕上げって珍しいです。
また、ライザートップは1ピースと2ピースを選択できます。
ハンドルバー径1-1/8"のハンドルバーに対応しています。
Sector Straight Riser System
https://rolandsands.com/sector-straight-risers-system/
続いてはストレートタイプのライザーです。
基本的には先述のプルバックライザーと同じですが、高さのレンジが異なり、2”~11"の選択肢になります。
プルバックorストレート。ポジションもそうですが、見た目の好みも分かれるところですね。
Sector Gauge Relocation Kit for Harley Softail
https://rolandsands.com/copy-of-sector-gauge-relocation-kit-for-harley-softail/
M8ソフテイルでライザー交換の際に問題となる、埋め込みのデジタルメーター。RSDの新作はゲージブラケットで対応できます。
Sectorライザーとの併用を前提に作られたアイテムですが、1.25"(ライザーの足の部分)の他ブランドのライザーやTバーにも取付けが可能です。
モジュラーデザインのY字マウントクランプには、3つのピボットポイントが有り、ライダーに合わせてゲージ位置を最適化できます。
また、ライザーの高さとクリアランスにもよりますが、バーの前後どちらにも取付けができる仕様になっています。
さらに、ゲージハウジングはなるべく目立たない様に、最小限のパーツでデザインされている点もポイントです。
材質は、ライザーと同様に6061アルミニウムになります。
Sector Gauge Relocation Kit for Harley Road Glide
https://rolandsands.com/sector-gauge-relocation-kit-for-harley-road-glide/
15-upロードグライド用ゲージマウントです。
他の要素は、M8ソフテイル用ゲージマウントと同様なので、割愛させて頂きます。
Fin
久しぶりのRSDの新作はどうでしょうか。
個人的には、「ニッケル仕上げ面白い」ってのが率直な印象です。ブラックの車体とも相性が良さそうですし。ただ、同時に他のパーツとの兼ね合い、バランスが難しそうとも感じます。
にしても、何かしら新しい要素を入れてくるRSDはさすがですね。
show
info
Roland Sands Design
https://rolandsands.com/
Sector Collection
https://www.rolandsands.com/sector-collection/