現在、順々に開催されている「ALL-NEW SOFTAIL デビューキャラバン」。
中部国際空港、セントレアホールで開催された会場に潜入してきました。今回はそのイベントの様子、2018年モデルを実際に見て感じたことなどレポートしていきます。車両レポート内容のボリュームは「私の心に響いた度」により異なりますが悪しからず。
- 会場
- FAT BOB / ファットボブ
- HERITAGE CLASSIC / ヘリテイジクラシック
- LOW RIDER / ローライダー
- DELUXE / デラックス
- SOFTAIL SLIM / ソフテイルスリム
- FAT BOY / ファットボーイ
- STREET BOB / ストリートボブ
- BREAKOUT / ブレイクアウト
- まとめ / 2018年モデルを実際に見て
会場
会場の入り口。ここでアンケートを記入しないと会場に入れない流れになっていました。情報収集を徹底してるなぁって印象。10時開始のイベントでオープン直後はお客さんはチラホラって感じでしたがお昼前には結構人が入っていた様に感じました。
それでは順に注目の2018年モデルをご紹介!
FAT BOB / ファットボブ
入り口中央に位置し、来客の注目を浴びていたFAT BOB。ソフテイルの中心モデルとしてリリースされている車両です。そのインパクトは絶大でカスタムするところが無いんじゃないかってくらいコレはコレって感じです!なんで好みは分かれそうな車両かと思います。
全体的にブラックアウト。ロッカーカバーやタイミングカバーなどがリンクル塗装されていてこの雰囲気は個人的には◎!ブラックの車体にブロンズ塗装されたヒートシールドが良い視覚的アクセントになっています。展示されていたのは107キュービックインチのM8ですが114の方にはスクリーミンのエアクリーナーが装着されています。買うなら断然114のが良いなと思いました。
採用されていいるハンドルは中心から先端にかけて細くなっていくテーパーバー。倒立フォークに専用のライザー。コレってライザー交換できるの?って感じです。専用パーツがリリースされるまで難しそう...
メーターも一新されておりタコも付属しているコンビネーションメーターに!
そして2018年モデルの注目ポイントでもあるシート下のモノショック。ファットボブに採用されているのは手軽にプリロード調整可能なタイプ。実際に乗って無いので何ともですが、スタッフさんがサスの動きを見せてくれた(手で押してですが)感じではプリロード調整で結構乗り味も変わりそうでした。
日本仕様の変更点。本国仕様ではサイドナンバーでしたが日本仕様はこんな感じ。従来のハーレーのイメージからは想像できないスタイルですね。個人的にはサイドナンバーよりコッチの方が断然好みです。
倒立フォーク。実際に乗ってみたいと感じさせられましたね。その乗り味を体感したいです。そしてなんと言ってもこのヘッドライト。インパクトしかありませんねw
従来だとこの手のLEDヘッドライトは光軸が出ないので車検はアウトなはず。かるーくスタッフさんに聞いてみると「あはは....まぁそーなんですけどコレは通りますー!」って。まぁそうでしょねwwwって感じで。
写真を撮り忘れてしまいましたがファットボブはフットペグが専用デザインになっていたり、従来のフォアコンよりも位置が手前になっていたりとスポーツテイストを取り入れた拘りを感じました。
最後は足つきについて。私の身長は173cm。跨った感じ少し車高が高くなった新型ソフテイルは純正のフカフカシートと相まって少し足つきが悪いかも。というのも無意識に両足を地面に付けようとすると左足がプライマリーカバーと当たってしまいます。これは乗る人によると思いますが気軽に乗りたいならシートやサスを交換したいところ。
HERITAGE CLASSIC / ヘリテイジクラシック
昔からの伝統的なルックスを色濃く残す車両。ウィンドシールド&サドルバッグで長距離ツーリングが楽そうです。
ヘッドライトとスポットランプ付きのライトバー。伝統的なスタイルにLEDヘッドライトをインストールしています。2018年のソフテイルには全車種LEDヘッドライトがインストールされています。しかもそのライトデザインは特徴的なものばかり。バイクの顔とも言えるヘッドライト。さすがに気合が入ってます!
グロスブラックのペイントも良い感じ!
シート&サドルバッグのスタッヅもクラシカルな雰囲気を醸し出しています。
LOW RIDER / ローライダー
伝統の名前を引き継ぐ車両ですね。ただローライダーなのに車高が高くなったこのルックスは、個人的にはちょっと残念。走ったらまた違う印象になるかもしれないですけどね!
この2連メーターはクラシカルな感じで好きですね!ライダー側にプルバックされたハンドルポジションでゆったりとライディングが楽しめそうです。
ローライダーはこんな感じで。
DELUXE / デラックス
デラックスもヘリテイジと同じでクラシカルなテイストの車両。
ライトバーと言うかウィンカーバー!これはコレだな!
ライダー目線だとこんな感じ。
私的にデラックスで心惹かれたポイント。フロントビューもそうですがクラシックなデザインを彷彿させながらも現代テイストにアレンジされたこの感じ。ナロー幅なリアタイヤとも相性抜群。
SOFTAIL SLIM / ソフテイルスリム
ボバールックな車両ですね。シンプルなスタイリングで結構好きです。
ライダー目線からの一枚。ハンドルの形状にも拘りを感じます。
ソフテイルスリムの私的イチ押しポイント。ロッカーカバー、プライマリーカバーなどがメッキではなくポリッシュになっていました。(おそらくですw)メッキとは一味違った魅力があると思います。
リアタイヤもナロー幅で走りが楽しめそうな車両かと思います。
FAT BOY / ファットボーイ
ファットボブと並び注目されている車両。何と言ってもこのスタイル。前後ファットタイヤの迫力はハンパないです。その乗り味が気になっちゃいますね!
エンジン周り。ファットボーイもソフテイルスリムと同じカバー類っぽいです。
ナセルデザインが一新されたフロントエンド。
240タイヤが採用されたリアビュー。やっぱワイドタイヤは迫力があります。ワイドタイヤは今までブレイクアウト一択だったので選択肢が増えましたね。
車重が軽くなったことのPRとして車両の引き起こし体験をやっていました。2017年ファットボーイと2018年ファットボーイが比較対象になっており、それぞれサイドスタンドをかけている状態から車両を起こしてみるという内容。
もちろん私も体験してきました。
まず17年モデルを起こし、まぁこんなもんか、と
続いて18年モデルを起こしてみると....ん???
鈍感な私には違いが分からなかったんですw
スタッフさん曰く「走ったらホント違いますから!」とのことだったのでその走りに期待です!
STREET BOB / ストリートボブ
まさに走れるチョッパー。マットブラックを基調としたカラーリングも車両のスタイリッシュ感を演出しています。近年流行のダークカラーでシンプルなルックス、人気になりそうな車両です。ただ一点、残念なのがこのストリートボブには107キュービックインチしかエンジン設定が無い点。どうせなら114キュービックインチのエンジンに乗りたいですよね!?
このマットブラックのエンジン周りはホント良い感じ。カスタムパーツが出たとしてもカバー類を交換する人は多くなさそう。ブラックの中にメッキプッシュロットカバーが良いアクセントになっています。
フロント周りはこんな感じ。フォークブーツが装備されているのはこのストリートボブだけ。このレトロな雰囲気、結構好きな人いるのでは?
このヘッドライト、よく見るとJ.W.Speaker のやつに似てるかも!
BREAKOUT / ブレイクアウト
2018年モデル紹介、最後はこの車両で〆てもらいます!ブレイクアウト、近年のソフテイルの売れ筋No.1。唯一のFX系ソフテイルとして絶大な人気がある車両です。そんなブレイクアウトが2018年、新フレームでこうなりました。
私個人としてはちょっと残念。なぜならロー&ロングの迫力あるシルエットが魅力の一つにあったと思いますが、2018年の新フレームにより少し車高が上がったのかちょっと不格好。(走ればきっと楽しいハズ!)それに小さくなったガスタンクもなんか中途半端に見えます。
ブレイクアウトもファットボブと同じでサスのプリロード調整が簡単にできるタイプ。ただこのタイプの車両ってサス変えれるのか?絶対ローダウンしたいって方は出てくるので新商品開発に期待です!
メーターがクランプ一体型に。ハンドル周りをシンプルにする良いアイデア。ただ後のカスタムを考えるとやっかいな部分。ハンドル&ライザー交換のハードルがかなり上がりますね。年々カスタムのハードルが上がっていると感じるのは気のせいか?
リアビューは健在。やっぱ240mmタイヤは迫力がありますね。2018年のブレイクアウトもストックフェンダーで260mmタイヤまでインストール可能かどうかが気になります。
フロントビュー。生産が終了したV-Rodを彷彿とさせるヘッドライト。好みが分かれる部分ですね。
まとめ / 2018年モデルを実際に見て
最後にまとめってことで。2018年モデル、ネットでは賛否両論あるみたいですが個人的には乗ってみたいと感じた。今回、試乗出来なかったからというのもありますが。なので機会あれば試乗会などにも足を運んでみようかなと思っております。
カスタムパーツは専用のモノが必要になってくる部分が多いので、しばらくはストック状態で楽しむしかなさそうですね。会場にいた営業スタッフさんの話だとエアクリーナーはスロットルボディーが変わっていないので17年ツーリングモデル用が使えそうとのこと。エキゾーストはこの前アップした「Two Brothers Racing」が早かったですね。
それから「Vance&Hines」も対応エキゾーストをリリースしたのでまたピックアップします!これからどんなアイテムがリリースされるかワクワクですね。
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